構造改革 structural reform 2005 1 2

 構造改革を、道路公団改革や郵政改革だと勘違いしている人が多いですね。
しかし、そういうものは、構造改革の一部にすぎません。
 本当の構造改革とは、人口増加を前提として設計された社会制度を、
少子高齢化に対応できるように作り変えることです。
 このように書くと、若者は、自分たちには関係ないと思うでしょう。
しかし、若者にも、大いに関係するのです。
少子化→市場規模の減少→企業の売上高の減少→給料の減少。
 これでは、企業としては食べていけませんので、
国内の生産拠点を廃止して、中国などに進出していきます。
つまり、これが、企業にとっての構造改革なのかもしれない。
若者にとっては、就職難になります。
 このまま、少子化が進めば、
日本にとって、これが、骨粗鬆症となります。
日本にとって、最も重要な政策は、少子化対策です。









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